新卒入社のエンジニアが、1年目の後半でできるようになったこと

皆さんこんにちは!今回の担当は、25年卒エンジニアのH.K.です。

入社してから早くも1年が過ぎました。最初の頃は、目の前の業務を理解して進めるだけで精一杯でしたが、1年目の後半になるにつれて徐々に視野が広がり、自分なりの成長を感じる場面も増えてきました。

今回は、1年目後半を振り返りながら、入社当初と比べてできるようになったことを整理します。

目次
  1. 1年目後半で、見える景色が変化
  2. 実務を通して身についた点
    1. 1. 仕様を深く理解し、影響範囲まで考えられるようになった
    2. 2. 関わる相手の前提を意識して進められるようになった
    3. 3. スピード感が上がり、ミスも少しずつ減ってきた
  3. 振り返って感じたこと
  4. まとめ

1年目後半で、見える景色が変化

入社直後は、RESERVAの機能仕様を理解し、指示された内容を正確にコーディングすることで精一杯でした。今でも要件が複雑な場合は迷うことはありますが、1年目の後半ごろからは、業務の進め方に少しずつ余裕が生まれてきました。

特に大きく変わったのは、目の前の機能だけでなく、その背景や影響範囲、関わる相手まで意識できるようになった点です。過去に対応したものと似たタスクに向き合う際、見通せる範囲が広がったと感じるようになりました。

こうした変化は、日々の実務の積み重ねによるものです。ここからは、具体的にどのような点で成長を感じたのかをお伝えします。

実務を通して身についた点

1. 仕様を深く理解し、影響範囲まで考えられるようになった

この半年で実感しているのは、仕様理解が単一の画面にとどまらず、処理の流れやデータのつながりを含めて捉えられるようになった点です。

入社当初は、自分が担当する箇所の修正に集中しがちでした。しかし実際の開発では、1つの変更が予約フロー、通知、各種設定など、複数の機能に関連するケースが少なくありません。

最近は仕様を確認する際に、この設定はどこで利用されるのか、この変更が別のパターンに影響しないかといった観点で全体の流れを追うことを意識しています。表面的な動きだけでなく、変更の背景まで考えることで、既存機能の修正にも取り組みやすくなりました。

もちろん、常に完全に見通せるわけではありませんが、最初に全体を把握し、影響範囲を先に整理するという動きができるようになった点は大きな変化です。

2. 関わる相手の前提を意識して進められるようになった

また、自分が理解していることが、そのまま相手に伝わるとは限らないと意識するようになりました。開発では、エンジニア同士だけでなく他部署と連携する場面もあります。その中で、自分と相手で前提がずれている場面があることに気づきました。

たとえば、私から品質管理部門のテスターさんにテストを依頼した際、項目は十分に網羅したつもりでしたが、その意図が正しく伝わらず、後に多くの項目をやり直してもらうことがありました。この経験を通じて、何を前提としているか、どこまで言語化する必要があるかを意識するようになりました。現在は、依頼時にこの情報だけで相手が判断できるかを一度立ち止まって考えるようにしています。

システム開発は個人で完結する仕事ではないため、周囲と前提をそろえることも重要な業務の一部です。

3. スピード感が上がり、ミスも少しずつ減ってきた

1年目後半になると、作業全体のスピードが変化しました。単純に処理速度が上がったというよりも、迷い方が変わったという表現が近いかもしれません。

以前は、途中で前提の誤りや確認漏れに気づき、作業をやり直すことがありました。現在は、事前に確認すべきポイントや見落としやすい箇所を把握できるようになり、同様のミスを繰り返すことが減りました。たとえば、条件が複雑な場合は早い段階で分岐を整理する、影響範囲が広い変更では事前に周辺機能を確認する、といった行動が自然にできるようになりました。

こうした経験に基づく判断が増えたことは、自身の成長を感じる部分です。慎重さが求められる点は変わりませんが、以前より落ち着いて対応できるようになりました。

振り返って感じたこと

この半年で感じたのは、何かが急にできるようになるというより、小さな経験の積み重ねで視点が変わっていくということです。最初は理解できないことが多くても、同様の場面を何度か経験するうちに、どこを先に確認するべきか、何を事前に共有すべきかに気づく機会が増えていきます。1年目後半は、そうした積み重ねが形になり始めた時期でした。

最近では、リーダーや同期など他の開発者とコードを確認し合い、修正やレビューに対して「ありがとう」と声をかけ合う場面も自然と増えました。こうしたやり取りを通じて、少しずつ心に余裕を持って業務に取り組めるようになったと感じます。

また、4月からは新卒の後輩も入社しました。自分も少し前までは教わる立場でしたが、今後は支える側として成長していきたいと考えています。

まとめ

新卒エンジニアとしての1年目後半を振り返ると、入社前に想像していた以上に多くの開発経験を積み、幅広い視点で業務に取り組めるようになった半年でした。目の前の実装だけでなく、仕様の背景や影響範囲、関わる人との前提共有を意識する場面で、自分なりの成長を実感しています。

まだ学ぶべきことは多くありますが、入社当初よりも、視野が広がったことは大きな前進です。これからエンジニアを目指す皆さんにも、最初から何でもできる必要はなく、日々の経験の積み重ねで確実に見える景色は変わっていくことを感じ取ってほしいです。