湘南ベルマーレとオフィシャルクラブパートナー契約を締結しました

株式会社コントロールテクノロジーはこの度、Jリーグディビジョン1の湘南ベルマーレとオフィシャルクラブパートナー契約を締結しました。
今回は数あるJリーグクラブの中で、湘南ベルマーレとの契約締結に至った経緯を紹介します。

目次
  1. 湘南ベルマーレ概要
  2. オフィシャルクラブパートナー契約締結に至った経緯
  3. ホームタウン活動
    1. 小学校体育巡回授業
    2. 希望のボールプロジェクト
    3. LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト
  4. 今後の予定

湘南ベルマーレ概要

契約締結の背景を紹介する前に、湘南ベルマーレについて簡単に説明します。

湘南ベルマーレは、神奈川県湘南地区をはじめとした、9市11町をホームタウンとするプロサッカークラブです。現在は日本プロサッカーリーグの1部にあたる、Jリーグディビジョン1に所属しています。
元日本代表の中田英寿氏が在籍した、唯一のJリーグクラブとしても有名です。

湘南ベルマーレの歴史は古く、発足は50年以上前に遡ります。
藤和不動産サッカー部として1968年に発足後、フジタ工業サッカー部を経て、1994年からベルマーレ平塚としてJリーグに加盟しました。1994年の天皇杯優勝など、栄光の歴史を持つ一方、クラブ消滅危機やJ2降格(2部リーグ降格)など、多くの挫折経験もあります。
2000年から2009年までの10年間にわたるJ2時代を経て、近年はJ1に定着しつつあり、2018年にはルヴァンカップで優勝するなど、強豪チームとしての勢いを取り戻しました。

今季はJ1リーグ全18チーム中15位(6/26時点)と、残留争いの渦中にあります。しかし、第15節の川崎フロンターレ戦では、2017年から4度のリーグ優勝経験を誇る相手に4-0で大勝するなど復活の兆しを見せており、リーグ後半戦はさらに期待したいところです。

ちなみに、現自由民主党広報本部長の河野太郎氏は、1999年から数年にわたって湘南ベルマーレの代表取締役を勤めた過去があります。現在もX(旧Twitter)上で、湘南ベルマーレを応援するコメントを頻繁に投稿しており、ファンの間でも親しまれています。

オフィシャルクラブパートナー契約締結に至った経緯

株式会社コントロールテクノロジーは、予約システム「RESERVA(レゼルバ)」を展開し、スポーツ施設やスポーツクラブにおける予約管理のデジタル化を支援しております。当社は事業活動を通じた地域社会への貢献に加え、スポーツチームへのスポンサー活動を通じて、地域を活性化する取り組みに力を入れています。

「世代と地域をつなぐクラブとして、チャレンジする人の成長を支え、夢と感動を提供すること」を使命とする湘南ベルマーレの理念に賛同し、この度オフィシャルクラブパートナー契約の締結に至りました。

ホームタウン活動

湘南ベルマーレは、Jリーグの理念である「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」を実現するため、ホームタウンである湘南地区をはじめとした9市11町にて、年間2,000回を超えるホームタウン活動を実施しています。

2019年にはJリーグ全56クラブ中トップである、合計2,535回の活動数を記録するなど、現在国内で最もホームタウン活動に力を入れているクラブの一つといえます。

湘南ベルマーレはホームタウン活動を中心に、子供から大人まで幅広い年齢層の地域住民の生活を豊かにする活動を実施しており、当社はこの活動に大変共感しました。

以下では湘南ベルマーレによるホームタウン活動の一例を紹介します。

小学校体育巡回授業

湘南ベルマーレのコーチが、ホームタウン内の小学校を巡回し、体育の授業などで子供たちに日々運動の指導をしています。

小学校体育巡回授業は、ただ運動を教えるだけでなく、運動を通して友だちを大切にする、思いやりを持つ、協力する、感謝する、スポーツの楽しさを実感する、などのライフスキルを伝えることも目的です。

2001年からスタートし、初年度は年間60校程度の実施数でしたが、現在は年間約170校の小学校を訪問し、24万人以上の生徒さんたちに指導しています。また、理念に共感した地元企業とも協力し、活動内容を進化させながら実施を続けています。

希望のボールプロジェクト

2003年より被災地や戦争被害を受けた世界の子どもたちに向けて、使わなくなったボールやユニフォームを送る活動を実施しています。

これまで、ナイジェリア、イラク、インドネシア、リベリア、シエラレオネ、ベナン、カメルーン、ウルグアイ、東ティモール、フィリピン、パレスチナといった多くの国々の子どもたちへ、サポーターより寄付されたボールとユニフォームを届けてきました。

辛い思いをしている子供たちも多くいますが、プロジェクトを通して素敵な笑顔で喜んでくれています。今後も「希望のボール」を送る活動を継続していく予定です。

LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト

「LEADS TO THE OCEAN」は、スポーツと清掃活動を軸にした、今までにない新たなアプローチで海の環境問題に取り組むプロジェクトです。

海にあるゴミの多くは街からやってくるという考えを基に、レモンガススタジアム平塚にて開催される全ホームゲーム終了後、湘南ベルマーレサポーターの方々と共に、スタジアム周辺のゴミ拾いをしています。また不定期で湘南海岸の清掃も実施しています。

「海にゴミは行かせない!」をコンセプトに、今後も皆さんと共に人の集まるスタジアム周辺をキレイにしていきます。

今後の予定

神奈川県内の自治体、教育機関、スポーツ施設などにおいては、RESERVAの導入実績が多く、今回のオフィシャルクラブパートナー契約の締結を機に、さらに地域・社会貢献に繋げていきたいと考えております。

湘南ベルマーレのとにかく走りアグレッシブに挑み続ける「湘南スタイル」、そしてサポーターの皆様の熱い応援に感銘を受け、このようなチームを応援させて頂ける機会をもてたことを光栄に思います。今シーズン前半戦は厳しい試合が続きましたが、これから少しでもチームの支えになることができれば幸いです。

選手、サポーター、フロント、各スポンサー企業の皆様と共に、一丸となってシーズン後半戦を戦っていきましょう。