株式会社コントロールテクノロジーは、品川駅から徒歩5分の品川インターシティに本社を構えています。
当社の社内報では2024年より、JR東日本による高輪ゲートウェイシティの再開発と、京浜急行電鉄(以下、京急)による品川駅高輪口の再開発について、定期的にレポートしてきました。本記事は、これまでのレポートを引き継ぎ、2026年版として更新していきます。今回は、2026年10月9日時点における品川高輪口の再開発に関する最新状況をお伝えします。
2024年~2025年のレポートはこちら!


京急による旧シナガワグース跡地の再開発とは?

京急が再開発を進めている地区では、1970年から2010年までホテルパシフィック東京が営業していました。2011年にシナガワグースとして再開業し、ビジネスホテルや飲食店、結婚式場などが入る複合施設として親しまれてきた場所です。建物の老朽化が進む中、2020年4月には大手自動車メーカーのトヨタ自動車と京急による再開発プロジェクトが発表され、2021年にシナガワグースは閉館となり解体されて現在に至ります。
跡地では現在、新たな複合施設の建設が進められています。建物は地上29階、地下4階建てで、商業施設やホテル、国際会議場などが入る予定です。施設内にはトヨタ自動車の東京本社も移転する計画で、2025年に着工し、2029年の開業を目指しています。
トヨタ自動車の新東京本社では、モビリティの実機を社内へ搬入できる仕組みを取り入れ、多様な人材が創造力を発揮できる環境づくりを目指しています。また、同社は新本社だけでなく、品川を新たなモビリティの発信拠点とすることも見据えており、街全体の活性化にもつながることが期待されています。
リニア中央新幹線計画で品川がビジネスの中心に

品川駅は、電車やタクシー、バスに加え、多様なモビリティの導入により、移動時間の大幅な短縮や利便性の向上が期待されています。
新型モビリティハブの整備に加え、リニア中央新幹線の開通も計画されています。当初、品川・名古屋間は2027年の開業を予定していましたが、静岡工区の着工遅れなどにより実現が困難となり、現時点では新たな開業時期は確定していません。名古屋・大阪間については、ルートや駅位置を今後の環境影響評価の手続きで決定する計画で、本格的な工事には着手していません。全線開業後は、品川・名古屋間を最速40分、品川・大阪間を最速67分で結ぶ計画です。移動時間が大幅に短縮されることで、ビジネスや観光をはじめとする都市間移動の利便性向上が期待されています。
リニア中央新幹線は、東海道新幹線の経年劣化や大規模災害へのリスクに備え、日本の大動脈輸送を二重系化する役割も担います。また、東京・名古屋・大阪の三大都市圏をより短時間で結ぶことで、都市間の交流や経済活動のさらなる活性化につながることも期待されています。
現地レポート(随時撮影)
現地を実際に訪れて撮影した様子をお届けします!
2026年10月9日

こちらは、駅前の歩道橋から品川駅舎を撮影した写真です。8月に引き続き、小型クレーンが設置されていました。駅舎周辺では複数の重機が稼働しており、作業員の姿も確認できました。

同じく歩道橋から、品川駅の大崎方面を撮影しました。建物の左側では新たに仮設の足場が設置されており、外壁工事に向けた準備が進められていることがわかります。

品川駅を右手に振り返り、旧シナガワグース跡地前の道路を撮影した写真です。写真中央には、新たに杭打機と呼ばれる大型重機が設置されていました。杭打機は建物の基礎をつくる際に使用される重機で、このエリアでも本格的な工事が始まっている様子がうかがえます。

歩道橋を下り、Wing高輪前を撮影しました。作業員の姿は確認できず、前回からあまり変化は見られませんでした。

同じくWing高輪前から、品川駅方面を撮影したものです。写真中央の構造物には、鉄骨に加えて仮設の足場が組まれていました。右上では、足場幕のほか、防音シートとみられる白い幕も確認でき、工事が全体的に進んでいる様子がわかります。

Wing高輪前から移動し、JR山手線品川駅の東京・上野方面ホームから高輪ゲートウェイ駅方面を撮影しました。重機は稼働しておらず、前回と比べて工事の進み具合に目立った違いはありませんでした。

広告看板の裏側へ回り、現場の様子を撮影しました。新たな重機の設置や作業員が行き交う姿を確認できましたが、周囲の状況に大きな変化は見られませんでした。

同じくホームから撮影した写真です。現場の様子や重機の種類などに、前回から大きな変化はありませんでした。

カメラを大崎駅方面へ向け、新設されるホームの様子を撮影した写真です。8月時点と比較して、外観の変化は確認できませんでした。

ホームの奥へ進み、同じ画角で撮影したものです。8月時点では一続きにつながっていたホームの一部が現在は撤去され、間に大きな空間が生まれています。写真右上のデッキには新たにガードレールが設置され、地面には資材が積まれていました。今後の工事に向けた準備が進められていることがわかります。
2026年8月20日



上記左側の写真は、駅前の歩道橋から品川駅を撮影した写真です。4月に稼働していた大型クレーンが現在は撤去され、小型のクレーンのみが設置されていました。作業員の姿は確認できませんでしたが、資材が減り、工事が一段落したことがうかがえます。
中央は、同じく歩道橋から、品川駅の大崎方面を撮影しました。建物上部にある建設機械の種類や建物の外装などに大きな変化はありませんでしたが、写真左側では作業員が屋根の上で作業をしている様子がみられました。
右側は、品川駅を右手に振り返って撮影した写真です。旧シナガワグース跡地の前の道路にて、重機による作業が始まっていました。地面には鉄材が置かれ、大型のクレーンが設置されていたことからも、今後大規模な工事が行われるとみられます。


上記左側の写真は、歩道橋を下りて、Wing高輪前から撮影したものです。仮囲いが設置されており、中の様子は確認できませんでしたが、写真左側にある張り紙では、品川駅再開発プロジェクトの内容や完成後の3Dイメージ画像などを確認できました。
右側は、Wing高輪前から品川駅方面を撮影した写真です。写真中央には前回から追加で鉄骨の骨組みが組まれ、構造物が一回り大きくなっていました。



上記左側の写真は、Wing高輪前から移動し、JR山手線品川駅の東京・上野方面ホームで撮影したものです。写真上部の中央では線路の拡張が確認でき、工事が進展していることがうかがえます。
中央は広告看板の裏側へ回り、工事現場を撮影した写真です。内部の様子について、前回からあまり変化は見られませんでした。
右側は同じくホームから撮影した写真です。奥側を確認したところ、4月時点で設置されていた重機は撤去され、別の小型重機が設置されていました。


上記左側の写真は、カメラを大崎駅方面へ向け、新設されるホームの様子を撮影したものです。確認できる建設機械の種類や配置などは、前回から大きな変化はみられませんでした。
右側は、ホームの奥へ進み、同じ画角で撮影しました。鋼構造が奥に移動しており、4月時点で設置されていた白い鉄骨構造は撤去されていることが確認できます。工事がどのように進んでいくのか、今後も注目していきます。
2026年4月3日


上記左側の写真は、駅前の歩道橋から品川駅舎を撮影したものです。1月時点と比較すると、写真左下にあった足場幕は撤去され、大型クレーンが稼働していました。作業員の数も増え、各所で工事が進んでいる様子を確認できます。
右側は、同じく歩道橋から、品川駅の大崎方面を撮影した写真です。建物上部にある建設機械の種類や配置、建物の外装について、前回から大きな変化はみられませんでした。


上記左側は、歩道橋を下りてWing高輪前の様子を撮影したものです。赤い三角コーンと鉄骨で囲われた区画が設けられており、工事に向けた整備が進んでいます。写真中央のやや右下にある青い看板には「駅前広場と地下鉄の新しい駅をつくる工事」と記載されていました。
現在、東京メトロでは、白金高輪駅から南北線を延伸し、品川駅へ接続する計画が進行中です。今回行われている工事も、その一部と考えられます。工事は2033年頃まで予定されており、完成までには時間を要しますが、新たなアクセスの整備により利便性の向上が期待されます。
右側は、Wing高輪前から品川駅方面を撮影した写真です。前回はクローラークレーンが稼働していましたが、ラフテレーンクレーンへ入れ替わっており、工事は次の段階へ進んでいる状況です。大型クレーン周辺では鉄骨の骨組みが組まれ、周囲は足場幕やブルーシートで覆われていました。



上記左側は、Wing高輪前から移動し、JR山手線品川駅の東京・上野方面ホームから高輪ゲートウェイ駅方面を撮影したものです。1月時点では確認できなかった鋼製の支柱が複数設置されていました。重機と足場幕は撤去されており、工事が進展している様子がうかがえます。
中央は広告看板の裏側へ回り、現場の様子を撮影しました。奥側では、鉄パイプと白い足場幕による仕切りが設けられており、エンジンコンプレッサーが2台設置されていました。現場では作業員の「オーライ、オーライ」という声が響いており、作業は活発に進められていました。
右側は同じくホームから撮影した写真です。前回から大きな変化は確認できませんが、写真下側の建設重機の種類が入れ替わっていることから、引き続き作業が行われていると考えられます。


上記左側は、カメラを大崎駅方面へ向け、新設されるホームの様子を撮影したものです。1月時点で見られた鋼構造はこの位置からは確認できず、現在は土台部分が見える状態となっていました。
右側はホームの奥へ進み、同じ画角で撮影しました。手前にあった鋼構造は、全体的に奥へ移動しています。鋼構造はアーチ状に変化しており、広範囲に青い足場幕と骨組みが設置されていました。広告募集の張り紙も掲出されており、ホーム新設に伴い目立つ位置になることが期待されます。
2026年1月6日



上記左側の写真は、駅前の歩道橋から品川駅を撮影したものです。足場幕の一部が撤去されていることに加え、重機の種類が変わっていたことから、工事が進展していると考えられます。前回は青々と生い茂っていた右手前の木も、すっかり葉を落とし、季節の移ろいを感じさせます。
中央は、同じく歩道橋から品川駅の大崎方面を撮影した写真です。外部の建設機械や建物の様子については、前回から大きな変化は見られませんでした。
右側は、Wing高輪前から品川駅を撮影したものです。11月時点では確認できなかった大型のクレーンが新たに設置されており、工事が進展している様子がうかがえます。



上記左側は、Wing高輪前から移動し、JR山手線品川駅の東京・上野方面ホームから撮影したものです。前回と比べると、柵が足場幕で覆われており、工事が本格的に行われている様子が確認できました。
中央の写真は、画角を左に変えて撮影しました。クレーンが稼働しており、柵の奥には複数の作業員が見えました。前回までは聞こえなかった工事音がホームまで響いており、工事の様子に目を向ける人の姿が見受けられました。
右側は、広告看板の裏側に移動して撮影した写真です。前回と比べると、工事機械や機材がかなり撤去され、すっきりとしています。新築された白い柱が数本確認でき、工事が最終段階に入った様子がうかがえます。


上記左側は、同じくホームから撮影した写真です。前回まで確認できていた階段が撤去され、景観に変化が見られました。一方、奥の工事の様子に変化はなく、引き続き作業が行われていると考えられます。
右側は、カメラを大崎駅方面に向け、ホームが新設されている様子を撮影しました。2025年11月から大きな変化は見られませんでしたが、足元にあったクレーン車やそのほかの機材が一部撤去されており、内部工事が進展している様子が確認できました。
今後も京急品川駅の再開発の様子をお届けするので、お楽しみに!