出張・帰省にも便利!品川駅の新幹線事情

多様な在来線が行き交い利便性の高い品川駅。2003年には東海道新幹線品川駅が開業したことで、名古屋・大阪への行き来がしやすくなりました。株式会社コントロールテクノロジーでも、品川駅から新幹線で帰省する社員がちらほら・・・。

2027年にはリニア中央新幹線の開業が予定されており、地方出張や帰省がさらに便利になります。そんな品川駅の新幹線事情をご紹介します。

目次
    1. 東海道新幹線「品川駅」の概要
    2. 東海道新幹線「品川駅」の利便性
    3. 東海道新幹線について
    4. 東海道新幹線の停車駅一覧
    5. 2027年にリニア中央新幹線「品川駅」が開業予定
    6. まとめ

東海道新幹線「品川駅」の概要

東海道新幹線開業当初は東京都内の駅は東京駅のみでした。その後、2003年10月1日に東海道新幹線の品川駅が開業しました。現在、品川駅の停車本数は1日で、のぞみ79本、こだま74本、ひかり33本となっています。

東海道新幹線「品川駅」の利便性

新幹線品川駅が開業するまでは、大阪や名古屋から東京を訪れる際は東京駅まで行く必要がありましたが、品川駅ができたことで都内へのアクセスが便利になりました。

たとえば「のぞみ」を利用した場合、新大阪~東京間は2時間30分ですが、新大阪~品川間は2時間26分となり約4分の短縮となります。「たった4分だけ?」と思われるかもしれませんが、東京駅内は広大であるため、在来線に乗り換えるまでに結構な時間が掛かります。

その点、品川駅は新幹線から在来線への乗り換えがしやすいので、ビジネスパーソンにとっては移動時間の短縮になります。特に、新宿・渋谷エリアへは東京駅からよりも距離が近く、今や東京西側の玄関口ともいえるでしょう。

東海道新幹線について

東海道新幹線は、東京~新大阪を結ぶ路線で全長514.5kmあります。東海道新幹線はJR東海が運営していますが、山陽新幹線(JR西日本)と直通運転をしており、東京~博多を1本で結びます。

東海道新幹線には、のぞみ・ひかり・こだまの3つの種別があり、それぞれ最高時速や停車駅が異なります。最も早いのは「のぞみ」です。品川~新大阪間を2時間半を切る速さで結びます。主に出張などのビジネスシーンで利用できます。

「ひかり」は、のぞみ号で停車しない駅から利用できます。そのため、地方への帰省にも利用できます。

「こだま」は、東海道新幹線の各駅に停車する列車です。品川~新大阪は約4時間かかるため、遠距離移動には向きませんが、熱海や掛川など短距離であれば、在来線に比べて時間短縮になります。

東海道新幹線の停車駅一覧

東海道新幹線の停車駅は以下の通りです。

○全ての列車が停車
△一部の列車が停車
▲ごく一部の列車が停車
|全ての列車が通過

2027年にリニア中央新幹線「品川駅」が開業予定

リニア中央新幹線は、新幹線で初となる「超電導リニア」を採用した路線のことです。超電導リニアは、超電導磁石を活用し、時速500kmでの浮上走行という最先端の技術によって走行します。

そのリニア中央新幹線の始発駅となるのが品川駅です。2027年には品川駅~名古屋駅の開業が予定されており、約40分でアクセスできます。

まとめ

今回は東海道新幹線の品川駅について解説しました。東海道新幹線の停車駅になったことで、品川駅周辺は高層オフィスビルや大手企業の本社ビルが立ち並ぶ、都内有数のビジネス街へと変貌しました。

大手上場企業本社やIT企業も多く集積する品川ですが、当社コントロールテクノロジーも、現在品川駅周辺への移転準備を進めています。

リニア中央新幹線の開業も数年後に迫り、ますます盛り上がりを見せる品川駅周辺にぜひ注目していきましょう。