ハノイ出張で航空運賃を抑えたい!コスパ最強なベトナムの航空会社2選

株式会社コントロールテクノロジーは、海外支社コントロールHRTをベトナム・ハノイに構えています。そのため、東京本社とハノイ支社間で定期的に出張業務が発生し、ハノイ出張が決まった社員からはたびたび、ハノイへ行くにはどの航空会社がいいですかという質問が挙がります。

出張なら、日系の日本航空(JAL)や全日空(ANA)、あるいはベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空(Vietnam Airlines)で渡航する人がほとんどでしょう。しかし、羽田発のJALやANAは往復10万円越えで、ベトナム航空でも10万円弱。成田発にしても、8~9万円はかかる見込みで、決して安い額ではありません。

少しでも経費を抑えたいのであれば、格安航空会社(LCC)のベトジェットエア(Vietjet Air)、もしくはミドルコスト航空会社(MCC)のバンブーエアウェイズ(Bamboo Airways)の利用がおすすめです。

このオープン社内報では、その航空会社2社について紹介します。どちらの航空会社も安価で、それぞれに利点があるので、行きと帰りで使い分けるのもおすすめです。

ベトジェットエアとバンブーエアウェイズが発着する成田国際空港の第2ターミナル
目次
    1. 1.ベトナム最大手の格安航空会社「ベトジェットエア」
    2. 2.ベトナム航空業界のニューフェイス「バンブーエアウェイズ」
    3. まとめ:近いようで意外に遠いハノイまでの距離

1.ベトナム最大手の格安航空会社「ベトジェットエア」

画像引用元:Vietjet Air 公式サイト

ベトナムのLCCといえば、ほとんどの人がベトジェットエアを思い浮かべるほどの知名度と人気を誇ります。同航空会社の魅力は、何といっても破格の安さ。成田発の往復で4~5万円、コロナ禍以前は2万円代で購入できた時期もあり、フラッグキャリアと比較すると約半額で購入可能です。

一方で、LCCのためフラッグキャリアのような機内サービスはほとんどありません。シートは狭く、体が大きい人には窮屈に感じるのと、レザーのため座り心地は少々硬く、好みが分かれます。出発時間の遅延も頻繁にあるため、第一優先は価格帯という人向けです。

2023年3月現在は毎日の就航で、成田発が9時30分と16時25分(水曜のみ16時55分)。ハノイ発が0時55分発と7時50分(水曜のみ7時25分)の1日2便です。大阪(関西)、名古屋(中部)、福岡からもハノイ行きがありますが、羽田発は残念ながらホーチミン市行きのみしかありません。

2.ベトナム航空業界のニューフェイス「バンブーエアウェイズ」

ベトナムの複合企業FLCグループが2017年に設立した、ベトナム初のMCCです。MCCとは、LCC並みの低価格帯は維持しつつも、独自のサービスを無償で提供する、LCCよりワンランク上の空会社のことを指します。

バンブーエアウェイズの特徴は、LCCのように預け荷物で追加料金の必要がなく、20kgまで無料です。座席はレザーで硬く、シートモニターは用意されていませんが、一般の席でも足元のスペースが広く設置されているほか、無料の機内食サービスもあります。それなのに成田発の往復で5万円前後と安価なため、最も注目されている航空会社の1つです。

2023年3月現在は毎日の就航で、成田発が9時15分(火~金曜のみ)と10時15分。ハノイ発が0時10分(火~金曜のみ)と0時30分の1日1~2便です。現在、日本便は成田発着のみですが、今後は大阪(関西)便も計画に含まれています。

まとめ:近いようで意外に遠いハノイまでの距離

ベトジェットエアとバンブーエアウェイズがハブ空港としているハノイのノイバイ国際空港

日本-ハノイの飛行時間は、同じアジア圏内とはいえ約5~6時間はかかり、移動時間が短いとはいえません。そのため、LCCやMCCを選択して価格を抑えるのが優先か、できるだけ疲れを残さないようにとフラッグキャリアを選択するかは会社判断次第ですが、今回紹介したベトジェットエアとバンブーエアウェイズは、多少のデメリットはありつつも評判は良い航空会社としても知られているので、安心して利用することができます。

出張者の好みや出発するタイミングによるところも大きいため、まずは複数の航空会社を体験してみて、自身にあったフライトを探すのが良いでしょう。しかし、東京本社の場所が品川であることを考えると…、成田発着便ではなく、羽田発のベトナム航空が一番便利で安価かもしれませんね(笑)。