祝!4年ぶり20度目のパ・リーグ優勝【福岡ソフトバンクホークス2024】
株式会社コントロールテクノロジーは、プロ野球パ・リーグの福岡ソフトバンクホークスとオフィシャルクラブパートナー契約を締結しています。
パシフィック・リーグは9月23日、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた福岡ソフトバンクホークスが4年ぶりにリーグ優勝を果たしました!前身の南海、ダイエー時代を含めて通算20度目のリーグ制覇。小久保裕紀監督は、就任1年目でチームを栄冠に導きました。
今回は、福岡ソフトバンクホークスの直近の試合内容について解説します!
負けられない直接対決!2位日本ハムとの激闘
ソフトバンクホークスは、9月17日(火)から9月18日(水)にかけて2位日本ハムファイターズと対戦しました。結果は、2-3、0-3の僅差で敗北。優勝マジックを5から減らすことができず、日本ハム戦に対しての連敗数が6に伸びました。
17日の試合では、一回裏に栗原選手の適時打で1点を先制するものの、日本ハムの先発山崎選手に六回84球、4安打1失点と苦戦。「逆転のハム」ともいわれる粘り強く勝利を奪いにくる勢いにも押され、1-0で迎えた六回には先発のスチュワート選手が万波選手と水野選手に適時打を浴び1-2に。七回にもレイエス選手の適時打を許し、失点。その後、八回裏に栗原選手の右犠飛で1点を返し2-3で迎えた九回、相手守護神の田中正義選手に二死二塁の形を作りながらも、川瀬選手が遊ゴロに倒れゲームセット。痛恨の逆転負けを喫しました。
前日の逆転負けからの嫌な流れを払拭したい18日の対戦では、難敵である伊藤大海投手の前に得点を奪えず完封負け。日本ハムの5安打を上回る9安打を放ちながらも得点を挙げられませんでした。先発の大関選手は五回を一失点と好投していたものの、六回が始まる直前に、投球練習で異変を訴えて緊急降板。急きょマウンドに上がった尾形選手は1失点を許してしまいました。頼みの主砲・山川選手も初回1死一、二塁で見逃し三振に打ち取られ、チームの決定打不足が露呈。小久保監督は試合後、「スタメンも含めて、ちょっとこれから考えます。明日は試合がないので」と語り、打線の組み替えに含みを持たせました。
4連勝で歓喜のV奪還!
9月23日(月)、ソフトバンクホークスはリーグ3連覇中だったオリックスに大勝したことで4連勝を飾り、4年ぶりのリーグ優勝を決めました!
2連敗の中で迎えた9月20日(金)のオリックス戦では、右腕のエース有原選手が圧巻の投球を披露。一回に一死一三塁とピンチを招き、迎えた西川選手の打席では、得意のカットボールで空振り三振。続く紅林選手には、外角いっぱいに速球を投げ込み、見逃し三振で打ち取りました。二回以降はチェンジアップやツーシームを交えて持ち前の打たせる投球も冴え渡り、八回2安打で無失点。13勝目を挙げ、パ・リーグ投手の勝利数ランキングトップタイに躍り出ました。
この試合で勢いをつけたソフトバンクは、続く9月21日(土)、9月22日(日)の楽天戦を3-2、11-5で勝利。マジックナンバーを「1」とした状態で9月23日(月)昨年のパ・リーグ王者オリックスとの対戦を迎えました。試合は一転を追う四回に川村選手のタイムリー内野安打で同点に追いつくと、続くチャンスで周到選手がタイムリースリーベースを放ち、4-2と勝ち越しに成功します。ソフトバンクは続く五回にも2本のタイムリーツーベースヒットで3点を追加。八回にも2点を加えて試合を優位に進め、9対4とリードした状態で九回に突入しました。
一方、同じ時間に行われていたベルーナドームでの西武対日本ハムの試合で2位の日本ハムが4対6で先に敗れたため、その時点でソフトバンクの4年ぶりのリーグ優勝が決まりました。優勝が決定した瞬間は、ヘルナンデス投手が代打のセデーニョ選手から見逃し三振を奪って試合を締め括るわずか1分前でした。
4年ぶり20回目のリーグ優勝を果たしたソフトバンクの選手たちは、一斉にベンチを飛び出してマウンドで抱き合い、その後、一人ひとりが笑顔でハイタッチを交わしました。けがで離脱している近藤選手も松葉づえをついて姿を現し、歓喜の輪に加わりました。そして、小久保裕紀監督を8回胴上げして、集まったファンと優勝の喜びを分かち合いました!
小久保監督は合直後の優勝インタビューで「2月のキャンプからこの日のためにチーム全員でやってきたので、懸命に戦ってきた選手たちに胴上げしてもらえて本当に最高だ」と目を潤ませながら話しました。
今後の日程
9月26日(水)埼玉西武ライオンズ戦(ホーム)
9月28日(土)日本ハムファイターズ戦
9月29日(日)日本ハムファイターズ戦
9月30日(月)オリックス・バファローズ戦(ホーム)
10月1日(火)オリックス・バファローズ戦(ホーム)
10月3日(木)東北楽天イーグルス戦(ホーム)
10月4日(金)千葉ロッテマリーンズ戦(ホーム)
CS突破、そして日本一へ!
リーグ制覇を果たしたソフトバンクの次の目標はCSを突破し、日本一を奪還することです!指標とした「美しい野球」の結実へ、10月に大きな戦いが待っています。投打がかみ合ってきた現在のソフトバンクには、日本一への期待も高まっています。
一方で、不安材料も存在します。現在リーグ2位の日本ハムファイターズの存在です。日本ハムがイマックスシリーズまで勝ち上がってきた場合、日本一奪取は一筋縄にはいかないことが予想されます。ソフトバンクは日本ハムとの直接対決を現在6連敗中。苦手意識をCSまでに払拭することが重要です。優勝当日のインタビューで「今日は余韻に浸り、楽しみます。しかし、明日以降はクライマックスシリーズを見据え、どこの球団が上がってくるかの分析、戦術を切り替えていきたい」と語る小久保監督。4年ぶりにチームを優勝に導いた名将なら、きっとチームを日本一への導いてくれるでしょう。
これからも株式会社コントロールテクノロジーはパ・リーグ福岡ソフトバンクホークスを応援し続けます!