株式会社コントロールテクノロジーは、品川駅から徒歩5分の品川インターシティに本社を構えています。
当社の社内報では2024年より、JR東日本による高輪ゲートウェイシティの再開発と、京浜急行電鉄(以下、京急)による品川駅高輪口の再開発について、定期的にレポートしてきました。本記事は、これまでのレポートを引き継ぎ、2026年版として更新していきます。今回は、2026年4月3日時点における品川高輪口の再開発に関する最新状況をお伝えします。
2024年~2025年のレポートはこちら!


京急による旧シナガワグース跡地の再開発とは?

京急が再開発を進めている地区では、1970年から2010年までホテルパシフィック東京が営業していました。その後、2011年にシナガワグースとして再開業し、ビジネスホテルや飲食店、結婚式場などが入る複合施設として親しまれてきました。建物の老朽化が進む中、2020年4月に大手自動車メーカーのトヨタ自動車と京急による再開発プロジェクトが発表され、2021年に閉館となり解体されて現在に至ります。
今回の再開発により、新たに建設が進められている複合施設は、地上29階、地下4階建てで、商業施設、ホテル、国際会議場などが含まれる予定です。また、施設内にはトヨタ自動車の東京本社が移転することも決定しており、再開発プロジェクトは2025年に着工しており、2029年の開業を目指しています。
トヨタの新東京本社では、社内へのモビリティ実機の搬入が可能となり、多様な人材がクリエイティビティを発揮できる環境づくりを目指しています。トヨタ社内だけでなく、国際都市の品川が、新たなモビリティのファーストプレイスとなり、品川の街を活気づける存在になるでしょう。
リニア中央新幹線計画で品川がビジネスの中心に

品川駅は、電車やタクシー、バスに加え、多様なモビリティの導入により、移動時間の大幅な短縮や利便性の向上が期待されています。
さらに、新型モビリティハブの整備に加えて、リニア中央新幹線の開通も計画されています。当初、東京(品川)~名古屋間は2027年の開業を予定していましたが、静岡県内の工事遅延により、2034年以降に延期されています。名古屋~大阪間については、現在もルート検討や環境アセスメントの段階で、本格的な工事は始まっていません。全線開業後は、東京~名古屋~大阪間を約1時間で移動できるようになり、ビジネスや観光の利便性が飛躍的に向上すると予想されています。
同計画は、東海道新幹線の経年劣化や大規模災害へのリスクを軽減し、日本における大動脈輸送の二重化を目的としています。また、三大都市圏(東京・名古屋・大阪)の一体化によりスーパー・メガリージョン(巨大経済圏)が形成され、経済活動の活性化や新たなビジネス、雇用の創出が期待されています。
現地レポート(随時撮影)
現地を実際に訪れて撮影した様子をお届けします!
2026年4月3日

こちらの写真は、駅前の歩道橋から品川駅舎を撮影したものです。1月時点と比較すると、写真左下にあった足場幕は撤去され、大型クレーンが稼働していました。作業員の数も増え、各所で工事が進んでいる様子を確認できます。

同じく歩道橋から、品川駅の大崎方面を撮影した写真です。建物上部にある建設機械の種類や配置、建物の外装について、前回から大きな変化はみられませんでした。

歩道橋を下り、Wing高輪前の様子を撮影しました。赤い三角コーンと鉄骨で囲われた区画が設けられており、工事に向けた整備が進んでいます。写真中央のやや右下にある青い看板には「駅前広場と地下鉄の新しい駅をつくる工事」と記載されていました。
現在、東京メトロでは、白金高輪駅から南北線を延伸し、品川駅へ接続する計画が進行中です。今回行われている工事も、その一部と考えられます。工事は2033年頃まで予定されており、完成までには時間を要しますが、新たなアクセスの整備により利便性の向上が期待されます。

Wing高輪前から品川駅方面を撮影しました。前回はクローラークレーンが稼働していましたが、現在はラフテレーンクレーンへ入れ替わっており、工事は次の段階へ進んでいる状況です。大型クレーン周辺では鉄骨の骨組みが組まれ、周囲は足場幕やブルーシートで覆われていました。

Wing高輪前から移動し、JR山手線品川駅の東京・上野方面ホームに向かいました。こちらの写真は、ホームから高輪ゲートウェイ駅方面を撮影したものです。1月時点では確認できなかった鋼製の支柱が複数設置されていました。重機と足場幕は撤去されており、工事が進展している様子がうかがえます。

広告看板の裏側へ回り、現場の様子を撮影しました。奥側では、鉄パイプと白い足場幕による仕切りが設けられており、エンジンコンプレッサーが2台設置されていました。現場では作業員の「オーライ、オーライ」という声が響いており、作業は活発に進められていました。

こちらは同じくホームから撮影した写真です。前回から大きな変化は確認できませんが、写真下側の建設重機の種類が入れ替わっていることから、引き続き作業が行われていると考えられます。

カメラを大崎駅方面へ向け、新設されるホームの様子を撮影しました。1月時点で見られた鋼構造は、この位置からは確認できず、現在は土台部分が見える状態となっていました。

ホームの奥へ進み、同じ画角で撮影しました。手前にあった鋼構造は、全体的に奥へ移動しています。鋼構造はアーチ状に変化しており、広範囲に青い足場幕と骨組みが設置されていました。広告募集の張り紙も掲出されており、ホーム新設に伴い目立つ位置になることが期待されます。
2026年1月6日



上記左側の写真は、駅前の歩道橋から品川駅を撮影したものです。足場幕の一部が撤去されていることに加え、重機の種類が変わっていたことから、工事が進展していると考えられます。前回は青々と生い茂っていた右手前の木も、すっかり葉を落とし、季節の移ろいを感じさせます。
中央は、同じく歩道橋から品川駅の大崎方面を撮影した写真です。外部の建設機械や建物の様子については、前回から大きな変化は見られませんでした。
右側は、Wing高輪前から品川駅を撮影したものです。11月時点では確認できなかった大型のクレーンが新たに設置されており、工事が進展している様子がうかがえます。



上記左側は、Wing高輪前から移動し、JR山手線品川駅の東京・上野方面ホームから撮影したものです。前回と比べると、柵が足場幕で覆われており、工事が本格的に行われている様子が確認できました。
中央の写真は、画角を左に変えて撮影しました。クレーンが稼働しており、柵の奥には複数の作業員が見えました。前回までは聞こえなかった工事音がホームまで響いており、工事の様子に目を向ける人の姿が見受けられました。
右側は、広告看板の裏側に移動して撮影した写真です。前回と比べると、工事機械や機材がかなり撤去され、すっきりとしています。新築された白い柱が数本確認でき、工事が最終段階に入った様子がうかがえます。


上記左側は、同じくホームから撮影した写真です。前回まで確認できていた階段が撤去され、景観に変化が見られました。一方、奥の工事の様子に変化はなく、引き続き作業が行われていると考えられます。
右側は、カメラを大崎駅方面に向け、ホームが新設されている様子を撮影しました。2025年11月から大きな変化は見られませんでしたが、足元にあったクレーン車やそのほかの機材が一部撤去されており、内部工事が進展している様子が確認できました。
今後も京急品川駅の再開発の様子をお届けするので、お楽しみに!