株式会社コントロールテクノロジーは、ベトナム・ハノイに海外支社「コントロールHRT(Control HRT、以下HRT)」を構えています。そのため、東京本社とハノイ支社のスタッフが行き来する機会は多くありますが、なかには仕事で初めてベトナムを訪れるというスタッフもいるでしょう。
今回は、ベトナム渡航が初めてというスタッフに向けて、空港到着前後に済ませておきたい準備を紹介します。

①両替
飛行機が着陸し降機した後、道なりに進んでいくと入国審査エリアがあります。日本のパスポート保持者であれば、入国日から45日間の滞在については査証免除となり、パスポート以外、特に提出する書類等はないためスムーズに入国できます。その後、預け荷物を受け取ってゲートを抜けたら入国は完了です。
ゲートを出たらまずは両替店へ行きましょう。両替店は複数並んでいて、24時間営業のところも多いためすぐに見つかります。ノイバイ空港の両替店はレートが悪い、という話はあまり聞きません。もちろん、ハノイ市内にはレートが良いとされるところはいくつかありますが、わざわざそこを訪れる交通費のことを考えると、空港である程度変えても問題ないでしょう。
ベトナムは多くのところでクレジットカードが使えますが、バスやバイクなどの乗り物、ローカル店などでは使えないこともあり、現金とカード両方を用意しておくのが無難です。出張中、移動が少なく、食事はベトナム料理店がほとんどであれば、1日50万VND(約3,050円)あれば十分です。もし移動が多く、食事は和食店や洋食店で、お土産店にも行き現金で支払いたい場合は、1日100万VND(約6,100円)は持っておくと安心です。

②SIMカード・eSIM購入
両替が済んだ後は、携帯電話のSIMカードを購入しましょう。ベトナムの大手通信会社は、「Viettel(ベトテル)」、「Mobifone(モビフォン)」、「Vinaphone(ビナフォン)」があります。この3社のSIMカードであれば、通信で困ることはほぼありません。もし、eSIMに対応したスマートフォンを持っている場合は、渡航前にeSIMを購入しておく方法もあります。
各社でプランが異なるため、滞在日数や1日のデータ使用量を考慮して、自分に合うSIMを見つけます。Viettelの場合、1日あたり5GBで30日間使えるeSIMは15万VND(約914円)~です。
なお、ベトナム国内はほとんどのお店やホテルで、Wi-Fiに接続できます。稀に接続が悪いところも存在しますが、ローカル店でも多くがWi-Fiを用意しています。とはいえ、移動中に地図や配車アプリを利用することも多いため、出張で訪れる場合はSIMカードまたはeSIMなど、いつでも通信できる環境を準備しておくことをおすすめします。

③配車アプリ「Grab(グラブ)」をダウンロード
空港到着後、もしくは日本滞在中に、配車アプリをダウンロードしておきましょう。ベトナムでは、「Grab(グラブ)」「be(ビー)」「Green SM(グリーンSM)」など、複数の配車アプリが利用でき、バイクやタクシーを手配できます。中でも日本人にとって便利なのが、日本語や英語の表記に対応し、他の東南アジア諸国でも利用できる「Grab」です。
Grabのアプリをダウンロードしたら、まずはクレジットカード情報を登録します。ただし、日本国内で発行されたクレジットカードは、国外から登録しようとするとエラーが発生し、認証できない場合があります。そのため、日本を出発する前に登録を済ませておくと安心です。
Grabは、予約時に現金払いを選択することもできますが、降車時にちょうどの金額を用意できないと、運転手がお釣りを持っていないケースもあります。アプリ上で利用明細やレシートを確認できるため、支払いはクレジットカードにしておくと便利です。
予約する際は、アプリの案内に従って、乗車場所、行き先、配車する車両の種類を選択します。配車は、4人乗りの電気自動車EVもしくはスタンダードカーで十分ですが、同行者が多いときは6人乗りを選択しましょう。支払いがクレジットカード(もしくは現金)になっていることを確認して、予約ボタンをタップすれば、あとは車が見つかるのを待つだけです。

車が確定すると、画面に運転手情報と車のナンバーが表示されます。ここで注意したいのが、運転手からの電話です。予約時に乗車場所を指定しているのにもかかわらず、ほとんどの確率で「今どこにいるの?」という確認の電話がかかってきます。
ベトナム人運転手は、相手が外国人でも構わずベトナム語で話しかけてくるため、英語で何とか場所を伝えるか、英語が通じない場合は一旦コールを切り、または最初から電話に出ないようにして、アプリ内のメッセージで今いる場所の写真を送ると、無事迎えにきてくれます。予約した車の番号と実際に迎えに来た車の番号が一致していることを確認してから乗車しましょう。
最後に
ハノイへ出張する人に向けて、ノイバイ空港の到着前後で必要な準備をご紹介しました。
入国ゲートを抜けた後、最も注意したいのが悪質なタクシーへの呼び込みです。あちこちで「Hey!Taxi!Taxi!」と呼びかけられますが、そのようなタクシーは基本的に高額で請求してくるようなところばかりのため、徹底して無視しましょう。あまりにしつこい場合は、はっきりと「No!」と伝えることが大切です。
海外渡航が初めてで、1人ではどうしても不安だという東京本社からの出張者は、HRTスタッフが空港まで迎えに行きますので、遠慮なく相談してください。それでは、東京本社の皆さんとハノイでお会いできるのを楽しみにしています。